関節リウマチについて
Rheumatoid arthritis
関節リウマチは、自分の体の免疫が自分の関節を攻撃してしまう病気です。
そのため、関節に炎症が起こり、腫れ・痛み・こわばりが続きます。進行すると、関節が壊れて変形したり、動きが悪くなることがあります。
よくある症状
- 手足の関節や手首、指、足の指の関節が腫れて痛む
- 朝起きたときに関節がこわばって動かしにくい
- 症状が進むと、関節が変形したり、動かしにくくなることがある

どんな検査をするの?
- 血液検査:リウマチ因子や抗体(抗CCP抗体)を調べる
- 画像検査:レントゲンやMRIで関節の炎症や壊れ具合を確認する
- 診察:関節の腫れや動きをチェックする
どんな治療法?
1
お薬
- 炎症を抑えて病気の進行を防ぐ薬(抗リウマチ薬、生物学的製剤など)
- 痛みや腫れを和らげる薬(消炎鎮痛薬、ステロイド)
2
リハビリ・装具
- 関節を動かす運動で、固まらないようにする
- 手首や足首を守る装具で、関節にかかる負担を減らす
3
手術(必要な場合)
- 炎症を起こしている関節の膜を取り除く
- 壊れた腱を修復する
- 関節が壊れて動かなくなったときは人工関節を入れて機能を取り戻す
整形外科では、
- 関節の痛みや腫れをコントロールする
- リハビリや装具で関節を守る
- 必要に応じて手術で「痛みを減らし、関節の動きを守る」
といった役割を担っています。
